Resonite 独自のパーティクルシステム Photon Dust

Photon Dustとは、Resoniteで使われるパーティクルシステムです。
もう少し丁寧な言い方をするとパーティクルの見た目・動き等を制御をするシステムと言えます。

Photon Dustの特徴として

  • 処理が描画とは独立して(非同期で)行われる
    • 例えば大量のパーティクルを出しても画面全体のフレームレートは下がらず、パーティクルの動きだけがカクカクになります。
  • パーティクルの性質を決定づけるModule(モジュール)、これを足し合わせてパーティクルを制御する。
  • FrooxEngine・Protofluxと容易に接続できる。
    • モジュールの値をProtofluxや他のコンポーネントから(つまり、何からでも)制御できます。

Photon Dustの構成要素

Photon Dustでパーティクルをつくるために必要なコンポーネントです。大きく分けて5種類あります。

いずれもRendering > Particle System内にあります。 コンポーネントの場所

Emitter(エミッター)

パーティクルを発生させる場所です。 頻度(時間あたりに出てくる数)も設定できます。

主なEmitter

名前説明
Point Emitter一点からパーティクルを発生させる
Box Emitter立方体の面上、または中からパーティクルを発生させる
Sphere Emitter球の面上、または中からパーティクルを発生させる
Line Emitter線の上からパーティクルを発生させる

Particle System(パーティクルシステム)

Particle System

パーティクルの中心部分です。どのパーティクルスタイルを使うか、どのオブジェクトの下でパーティクルを動かすか、最大パーティクル数などを設定します。

システム的には重要な部分ですが、見た目に関する機能はそこまでありません。

Particle Style(パーティクルスタイル)

Particle Style

モジュールを組み合わせて最終的なパーティクルの動き・見た目を決定します。

Module(モジュール)

パーティクルの動きや見た目を制御します。

複数のModule を Particle Style に割り当てることで、パーティクルの動き・見た目を設定できます。

詳しくはModuleのページを参照してください。

Renderer(レンダラー)

パーティクルの見た目を決定します。

名前簡単な説明
BillboardParticleRendererパーティクルとして、主にテクスチャを描画します。
MeshParticleRendererパーティクルとして、3Dモデルを描画します。
PointCloudParticleRendererパーティクルとして、1ピクセルの点を描画します。

作例