resoniteの初心者案内、どうすればいいの?みたいなやつをまとめたページです。

参考にする程度のものであって、従う必要のあるものではありません

⚠️あくまでも公式のガイドラインとかではなく、個人的な経験や戒め、常識っぽいものをまとめただけのものです
(一応メンターのガイドラインを参考にしていますが……)

とても大事なこと

具体的な行動というより、その指針です。

礼儀正しく

  • 初対面の人に対しては礼儀正しく接しましょう。
    • 知り合いを案内する際も、パブリックセッションでは言葉遣いやコンテンツ(アイテムなど)の選び方には注意しましょう。

本人の意思を尊重すること

  • 以下のようなことをやめようということです。

    • 酔いやすい人に対して視点が激しく動くギミックを使用する(アンカーが使用されているギミックなど)
    • 「案内は不要です」と言っているのに案内を続けようとする
    • 「一回は自分でアバターセットしてみたいです」と言っている人に「でも他の人に手伝った方が楽ですし、手伝いますよ。時間は大丈夫なので」などという
    • など
  • Resoniteはプラットフォームの性質上、あらゆる作業を他人に手伝ってもらったり、手伝ったりすることが簡単にできます。

  • Resoniteで案内をする人の中には難しい作業を他人にやってもらったり、逆に大変そうな作業を代わりにやることを当たり前のようになっている人もいるかもしれませんが、自力で頑張ろうという意思を持っている人に対して「手伝い」をするのは、その人の自立心を損なう行為です。

情報で圧倒しないこと

  • 適切な語彙を使って、簡潔に、必要なことを伝えましょう。

    • Resoniteで広く使われる固有名詞は、まず身近な言葉で置き換えて説明し、それからその言葉を使う方が相手にとってもわかりやすいです。
      • 「Resoniteはいくつか移動方法があります。移動方法のことを『ロコモーション』と言うのですが……」
      • 「黒っぽい大きいメニューを『ダッシュメニュー』と言います。これは他の人には見えません。逆に、この丸いメニューは『コンテキストメニュー』と言います。これは他の人にも見えます。」
      • など
    • 「Resoniteのクライアントの通信はサーバーを介さないP2Pを使っているので、同期レートがエンジンアップデート、要するにfpsと同じなのでお互いの動きがかなり綺麗に同期されるんですよね」 などと言われても、何がどうなって、何がうれしいのか、なにがすごいのか、さっぱりわかりません。
  • ゲーム内でインスペクターを開いたり、HTTPリクエストやWebSocket通信ができたり、リアルタイムで複数人の開発ができること

安易に「ものづくり」ができることをアピールしない

  • 創作やプログラミングに興味のある人にDevToolやProtofluxツールの使い方を説明するのはいいことです。

  • ですが、「Resoniteにはたくさんの機能があり、アプリ内で『ものづくり』ができる」ことを聞いて面白い!と飛びつく人は決して多くありません

    • 実際、自分が案内をするとき、相手が創作に興味があるとわからないうちは「ものづくり」という言葉を使わないようにしています。
    • さまざまな機能があることもすごいかもしれませんが、それよりも、実際にあるギミックやおもちゃで遊ぶほうが「楽しい」と感じるはずです。

初心者案内テンプレ集

初対面の人を案内するときのルーティン

JPTなどで初心者の人が入ってきた時にするべきことです。知り合いを案内する時は下の項目リストを参考にしてください。

項目説明
挨拶
典型的な最初の挨拶と会話:
「こんにちは!(挨拶)私の声は聞こえますか?(自分のマイクチェックと相手のスピーカーの確認)……ありがとうございます!そちらの声も聞こえてます。(相手が喋っている場合は声が聞こえてることを伝える)」
コミュニケーションツールマイクを使わない人の場合はペンやテキストチャットツールを渡してあげましょう。
⚠️「案内」が必要か確認すること案内(機能を一通り説明するツアー)が必要かどうかは必ず聞きましょう。
他人の意思を尊重すること。
特に、「とりあえず何も調べずに色々ガチャガチャ触りながら理解を深めたい」人は、時折一緒に遊んだり、聞かれた質問に答える程度に留めておきましょう。

案内を始める前に(例えばJPTを一周する時間は1時間くらいが目安)も伝えましょう。
自己紹介名前の読み方をお互いに確認しましょう。
例: 「私は〇〇と言います。△△さんで呼び方は合ってますか?」等

初心者案内をするときの項目リスト

あくまでも個人が勝手に適当にまとめたやつなので、便利な会話デッキ程度に使ってください。これが絶対だというわけではありませんし、これにないものをやってはいけないというわけでもありません。

優先順位は3段階に分けており、★の数が多いほど優先度が高いです。

優先順位それぞれの段階の意味合い

  • ★★★: 絶対にやるべきこと。知っておくと超便利な機能というよりは、基本的な操作や自己防衛の方法みたいな、Resoniteの仕組み上やらなかったときの困り具合が大きいもの
  • ★★☆: できたらやっておくべきもの。「超便利機能」とかはこっち。
  • ★☆☆: やってもやらなくても良い(と思っている)もの。必要とされれば行う。
優先順位項目説明
★★★マイクの確認自分の声が相手に届いているか、相手の声が自分に届いているかを確認する。
★★★ミュート機能ダッシュメニュー左上のマイクアイコンからミュートできることを伝える。デスクトップの場合はMでミュートができることを伝える
★★★メニューダッシュメニューコンテキストメニューの名前と開き方を教えましょう
★★★画面酔いをしていないかロコモーションの説明をする前に聞いておくと良い。
★★★ロコモーション移動方法の種類と切り替え方。
フライ・ノークリップはダッシュメニューの設定>移動>「頭の向きに移動」をオフにして手の方向に移動できることや、テレポートはデスクトップモードでは使えないことも教えましょう。
★★☆他のゲーム(VRChat)の経験の確認いくつかの説明がお互いに楽になるので、聞いておくと良いです。
例えば「セッション、要するにインスタンスのことなんですけど……」のように説明できます。
⚠️ 他のプラットフォームと比較するときは、発言に気をつける。
他のVRSNSプレイヤーに偏見を持ったり、「Resoniteのユーザーはみんな◯◯だ」のように雑に括って語るような行為はやめましょう。

ちなみに「他のゲームの経験」といったのはGarry’s modのようにほとんどresoniteみたいなゲームがあるからです。
★★☆ログイン状態の確認相手が未ログインしていない場合、アイテムの保存やフレンド機能の利用ができないことを説明する。
★★☆その他のマイク余裕があれば、ウィスパーやシャウト、ブロードキャストを教えるとよい。
★☆☆ミュート切り替えツールコンテキストメニューからミュートを切り替えられるようにするようなアイテムは、ユーザー製のツールであることを説明した上で教えるのがよい。
★★★アバターの着用アバターの着方や保存方法、デフォルトアバターへの設定方法などを教える。
ダッシュメニュー(他の人に見えない)での操作が多いので適宜サポートをすること。
★★★フレンド機能頭の上のネームプレートをクリックすることでフレンド画面が開くこと。その画面からフレンド申請を行えること。招待などができることを伝える。
★★★ブロック機能他の人のブロックは、フレンド画面から行うことを伝える。
★★☆DM機能フレンド画面からDMができることを伝える。テキストの他にボイスメッセージやアイテムを送れることも伝えよう。
★★★インベントリアイテムをインベントリに保存でき、いつでも取り出せること、そして保存方法や取り出し方を教えよう。
★★☆おもちゃ遊びResonite Essentials > Community Shared Folderにユーザーが作ったものがたくさん置かれています。GearBell's Toyshopが個人的なおすすめです。ワールドが広ければ車を出したりするのもいいかもしれません。
⚠️同意を得ず、特にVRユーザーの顔に向かって物を投げたり、視点が激しく動くギミックを使うのはやめましょう
★☆☆アバタースケーリングアバターの大きさを変える・もとに戻す方法。
★★★アイテム(レーザー)の操作方法回転・スナップ、拡大縮小、装備、装備解除のほか、複製と削除、を一通り教えましょう。おもちゃ遊びや写真撮影と交えて説明するのがおすすめです。
★★☆パブリックフォルダ「アイテムが沢山入ったやつです。保存しておくといいよ」などのように伝えるのがよい。悩んだらJPPublicsやJPTutorialGoodsを、もしあれば好きなパブリックフォルダを渡そう。
相手に余裕がありそうなら、「パブリックフォルダは保存してもインベントリ容量を圧迫しない」ことも伝えるとよい。
★☆☆Resonite Essentials特にミラーやペンがどこにあるか尋ねられたら、「インベントリからいつでも取り出せるのでワールドにないことが多いです。ResoniteEssentialsの中にミラーが、Tools > Brushesにペンがいっぱいあります。」などのように伝えよう。文字を書く用途ではマットな質感のペン(unlit)が使い慣れてることが多いと思います。
★★☆クリップボードの貼り付けURLを貼り付けられる → URLがyoutubeリンクだった場合、動画プレイヤーとして出てくる → そして画像なども貼れる
の順に教えると伝わりやすい気がしています。(個人的な経験)
★★☆PC上のファイルの貼り付けコピペやドラッグアンドドロップ、ファイルブラウザで、PC上のファイルを持ってこれることを説明しよう。クリップボードの貼り付けとセットで説明するといいかも。
★☆☆対応ファイルの説明3Dモデルやpdfも貼れることを説明する。
★★★カメラ機能の概要VRモードでのカメラの取り出し方や、デスクトップモードでのショートカットを伝える。
カメラコントロールからマニュアルに切り替えるとカメラを掴んで動かせるようになること、写真を撮影すると目の前に写真が出てくること、他人の写真も保存できること、写真はピクチャ/Resonite/以下に保存されることを説明する。
★☆☆カメラコントロールのその他の機能あまりにも機能が多すぎること、UIがわかりにくいので、聞かれたら答える程度に留めておく。ただし!ここで省く説明はほとんど動画や配信向けの機能なので、相手が動画や配信をする人であれば説明するとよい。
★★★ワールドワールド画面の見方、検索方法、ワールドの開き方を教える。
カテゴリは数が多いのでまず「全てのワールド」「公開ワールド」「フレンド(アクティブ)セッション」等をまず説明するとよい。
★★★セッション「実際にいる世界のことで、『【ワールド】を選んで【セッション】を立ち上げる」みたいな言い方をします。」「VRCで言うところのインスタンス」のような説明が伝わりやすいです。
複数のセッションに同時に接続できることも説明しましょう。
私は「体をいくかのセッションにおいておくことができて、魂だけ好きな時に乗り移ることができる」のような例えをよくします。
★★☆オーブの説明オーブをクリックするとワールドを開いたり、別のセッションに移動できることを教える。
★☆☆ワールドタブのセッション詳細画面セッションのサムネイルや、サムネイルをクリックして「→」をクリックすると開ける詳細画面の話をする。セッション内の様子がパノラマ画像写真になってて外から見られること、中に誰がいるのかを確認できることなど。
★★★権限・キックセッション内でのそれぞれの権限ができること、いつでも変えられることを伝えましょう。
特に、“荒らし”ユーザーが入ってきた時にキックする方法は必ず教えておきましょう。
★★☆セッションの詳細「セッションには名前をつけることができ、いつでも自由に変えられます」、「Resoniteのセッションは、resoniteが運用するサーバーで動いているわけではなく、基本的に誰かのPCの上で動いているので、セッションを開いた人がresoniteを閉じると世界がなくなります」のような軽い説明。
「P2P」などの専門用語を使うことは避けよう。
★☆☆おすすめワールドの紹介「(こいつ自分のワールドをしつこく宣伝してる……?)」などと思われないようにしましょう。JPTや、注目ワールド、MMC受賞ワールドなどの客観的に評価を受けたもの、日本語のUIがあるワールドを選ぶのが無難です。酔いやすいとか、ホラー耐性があるかどうかはきちんと確認しましょう!
★★☆VRホットスイッチHMDをはずす・つけるだけでVRモードとデスクトップを切り替えられる機能を教える。
「もしVRで疲れたりしたら/デスクトップで作業をしたかったら切り替えられますよ」のように伝えると自然。
★★☆アバターアップロードResonitePackage形式のアバターが推奨されること。手間はかかるがfbxやglb(こちらの方がより望ましい)形式のアバターもアップロードできること、慣れてる人に手伝ってもらえることを伝える。
自分でやりたいと言っていれば、その意思を尊重してください。手順が書かれたウェブサイトなどを紹介すると良いかもしれません。
★☆☆コミュニティへの誘導公式DiscordResonite Japan Discordなら勧誘してもいいかもしれませんが、それ以外のユーザーコミュニティは紹介する程度に留めておきましょう。もちろん「こういうことやってる人とかグループってあったりしますか?」などと聞かれたら紹介してあげるべきです。
★★☆人がいるところへの誘導イベントがあることを説明したり、人が多くいる時間帯がいつごろか(例えば日本人なら20時~24時頃がピーク)を教えましょう。雑談っぽいセッションに案内するのもいいかもしれません。
★★☆ホストアクセスURLを開いたり、誰かのサーバーにアクセスするギミックが動いたときに表示される画面について説明する。特に、デスクトップではダッシュメニューを開いてからでないとウィンドウを操作できないことを教える。

アバターアップロード

https://resonite-jp-guide.zozoka.su/customize/avatarUpload

  • resonitepackage形式で配布されているアバターであれば簡単にアップロードできること。
  • fbxやglb形式のアバターも手順が少し複雑だがアップロードできること。
  • 他の人に手伝ってもらえること

をまず伝えましょう

「自分でやってみます」と言われたら、手順がかかれたサイトなどを紹介してあげるのが良いかもしれません。